6月、季節も変わり、いよいよ梅雨入りの時期本番となりますが、皆様方のご家庭ではお洗濯ものなど、どの様な対策を取られていますでしょうか…。我が家では、梅雨時や湿気の多い日にも一旦洗濯ものはベランダへ干し、多少衣類が乾燥した際に室内干しや浴槽乾燥器を利用して対処しています。日々家庭内の日常生活がスムーズに進む時は、それらが当たり前に感じることも多々ありますが、ちょっとした環境変化でも、手間暇が重なる場合には気分的に負担に感じる事もしばしばです。
先日6月15日の土曜日に、石川県七尾市の災害対策ボランティア活動に参加して参りました…。当日は午前1:30起床の2:00に自宅を出発、災害ボランティア車両の制度(高速道路無料措置)を利用させて頂き、最寄りの名神高速道路 京都南インターから米原ジャンクション分岐の北陸自動車道を経由し、小矢部東インターより最終目的地点の能越道の七尾城山インターまで乗車致しました。距離にして片道約370㎞、平均時速100~120㎞/h程度で愛車の軽自動車(N-ONE)でノンストップ4時間超を要し午前6:20頃に到着致しました…。
高速道路を降りてから、当被災地の指定待機場所へとそのまま車を走らせ無事到着しましたが、車を降た瞬間、日常と違うと即感じました…。インフラ整備対応が不十分である為か、辺りに多少の下水物の匂いを衝きました。
現地での活動はオリエンテーションの後、午前9時~16時の間 作業に従事致しました。自分達の役割は、主に軽トラックの車両を用いて、瓦礫や家屋の瓦及び陶器や土壁等の廃棄物を処分場へ運搬(搬出入)する任務を担い、処分場では現地のスタッフと共に土嚢袋に入った廃棄物を一袋ごとに手作業で開封しながら処置致しました。
今回、被災地で得られた体験(教訓)は沢山ございました。中でも一番不便に感じたのは、普段空気のように使っていた水道やトイレに使用制限がある事でした。同時に怪我防止により炎天下でも上下長袖の衣類と防塵マスクやゴーグル、ヘルメットを着用し埃まみれな環境下であった為、普段当たり前の様に日常生活を送っていた事に感謝の思いを抱きました。また、各ボランティアの方々と活動する中で、人は支え合って行かなければ生きてゆけない存在(人の為は自分の為、自分の為は人の為)だと痛感致しました…。
この貴重な体験を基に日々の生活に感謝することは勿論ですが、ビジネスに於きましても人との繋がりを大切にして、支え合える気持ちを大事にしていこうと実感しています。また、石川県の復興を願いながら微力ではございますが、募金を含めこれからも応援させて頂きます!